競馬はギャンブルか?という質問に完璧に答えて見せよう。
競馬はギャンブルか?僕はこの疑問に対して完璧に答えを出すことに挑戦したい。
「競馬はギャンブルか?」というワードで検索をすると、いろいろな答えが検索結果表示される。
検索された結果は概ね4種類に分類されるのではないかと思う。
1、競馬はスポーツ
2、競馬は投資
3、競馬は余暇(レジャー)
4、競馬はギャンブル(パチンコなどと同様)
まあ、上記4つ以外にも「競馬は人生のすべてだ!」とか「夢・ロマン」というような抽象的な答えもあるが、人生の楽しみという視点でみれば余暇とも言えなくもない。
なので、だいたい上記4つにカテゴライズされるのだろう。
しかし、まずは人類がインターネットという知の共有が可能になったことで実現したウィキペディアという万能辞書に「競馬とは」何なのか聞いてみよう。
以下は「競馬」で検索したウィキペディアの抜粋。
競馬(けいば、英: horse racing)は、騎手の乗った馬により競われる競走競技、およびそれの着順を予想する賭博である。イギリスを発祥とする近代競馬は多くの国々で開催されており、その多くは勝馬投票券の販売とセットの興業として行われている。
ふむふむ、はっきりと賭博と書いてある。では、賭博=ギャンブル、で間違いないのだろう。
ん!?賭博の前に「競走競技」とも書いてある!競技=コンペ、ということはスポーツなのか???
ますますわからなくなってきたぞい!
この辺が巷で言うところのギャンブルかスポーツかといわれるところなのだろう。
ここは、他の競技を例にとると分かり易いのではないだろうか。例えば、サッカーではtotoがあります。といえば、totoは「くじ」じゃないか!という方もいるかとは思いますが、ギャンブルの定義として金品を賭けるとすれば、totoだってギャンブルといえます。では、totoを購入した人がサッカー観戦をしてれば「あの人はギャンブルをしている!」となるかといえば、そう言う人は少ないはず。
これは私の私見ですが、競馬だって馬券を購入した人が馬の競走を観戦しているのは、totoを購入してサッカー観戦をしているのと同じなのでは・・。と思います。
海外では、様々なスポーツでブックメーカーが賭けの対象としています。多くのファンが自分の応援する競技者(人や馬や車など)にお金を賭けて応援しており、これらの人をすべてギャンブルをしている人という括ることはできないでしょう。
そうです、スポーツ観戦をしながら応援している競技者に多少の金品を賭ける行為は世界中で当たり前に行われており、これは娯楽(レジャー)といえるのでしょう。
ということで、結論です。
競馬はギャンブルか否か。
・・・。
ギャンブルではありません!競馬は競技です。
世間的に競馬がギャンブルとして見られるのは、競争を開催している主催者と馬券販売をしている所が同じ興行者であるため、馬券販売を目的に主催されていると思われているからなのでしょう。
中央競馬会の定款に記されている「目的」に以下のように書いてあります。
設立の目的
日本中央競馬会法第1条には設立の趣旨として「競馬の健全な発展を図って馬の改良増殖その他畜産の振興に寄与するため」とありますが、競馬施行の社会的意義は国民的レジャーを提供することにもあるといえます。
つまり、畜産振興と国民のレジャーとはっきり明示されています。
そうです、競馬はギャンブルではありませ~ん。
このブログを読んでくださっている方は競馬ファンであると思われます。
でも「趣味は何ですか?」と誰かに聞かれて胸を張って「競馬です!」と言いにくいと感じているそこのあなた!
言い切りましょう!「競馬はギャンブルではない」
趣味が競馬だからと言って、僕に「ギャンブルにハマっている人」というレッテルを貼るのは止めてくださいと・・・。
注:生活費をつぎ込むような馬券の購入をしている方は「ギャンブル」といえるかもしれません。ご利用は計画的にね・・・。