競馬の魅力を存分に教えたい。とにかく教えてしまいたい。
僕のブログのコンセプトでもある、競馬の魅力を伝えることと、穴馬的中の楽しさを知ってもらい、穴好き仲間を増殖すること。
この僕の熱い(ウザい)思いを伝える為には、まず穴馬予想だろう!
ということで、馬券予想ばかりをアップしていたが、そろそろ競馬の魅力について語りたくなってきたので、勝手にそうさせてもらう。
競馬の魅力について、手っ取り早く理解してもらうためには、巷の競馬好きの方々にインタビューを決行し、いかに競馬が楽しく素晴らしいものか、大いに語ってもらえれば、競馬の魅力について読者のみんなにも、恐ろしく共感してもらえるに違いない。
競馬好き仲間へのインタビューという企画は、競馬の魅力を伝える方法としては唯一無二とも言える、ベストプラクティスであろう。
よし、そうと決まれば早速ではあるが、競馬好きでたまらない人達に、ヨネ○ケのように、空気を読まずに突撃取材を試みてやろうではないか。
今回インタビューを決行させて頂いた競馬好き達は以下の3人だ!
●成金馬券師 金余 杉蔵(カネアマリ スギゾウ)氏(62歳) 過去最高的中額:101万2420円
不動産ブローカーをしている金余氏はお金の力に物を言わせて、高額払い戻しを連発するキチガイ馬券師。もちろん、馬券予想が上手なのではなく、単勝2倍に50万円を賭けるだけ。口癖は「俺の目利きは完璧だべ」である。もちろん、年間成績はマイナス。
●パドックの写真家 ミハエル・パパラッチ 氏(32歳)過去最高写真:ウマジョの胸チラ
ユーゴスラビア出身。駒沢大学に仏教の勉強をするために留学に来ていたが、学生の時に先輩に連れて行かれた競馬にすっかりハマってしまい、いまはただひたすら無心で馬の写真を撮りまくる、変なガイジン。もちろん、予想は下手だが、馬体の美しさという基準で馬券を購入するため、まれに大穴を的中させる。今使っている一眼レフカメラはその時に買ったもの。
●ミーハーUMAJO 厨川 馬子(クリヤガワ ウマコ) 氏 (26歳)過去最高彼氏:岩手競馬の厩務員
元カレが競馬関係者だった事により、競馬場に連れてこられていたが、彼氏よりジョッキーに夢中になってしまい失恋。それでも懲りずに競馬場に通っている。お気に入りのジョッキーは川田将雅J。馬券も騎手買いであるため、リーディング4位の川田騎手がらみの馬券はよく的中している。年間回収率は80%程度。最近、川田騎手にサインをもらったが、祖母が北島三郎のサイン色紙と間違い、おじいちゃんと一緒に火葬してしまい、3日間寝込んだようだ。
以上の3名にインタビューを試みたい。インタビュアーはもちろん僕。
相手から本質的な答えと、深い考察を引き出すコミュニケーションスキル。そして、読者ニーズを理解した質問を繰り出す才覚。今回の取材担当は、僕こそが適任である事は疑う余地もない。
質問内容は「競馬の魅力は何ですか?」と「あなたにとって競馬とは?」の2項目。
競馬の魅力を引き出す為に、これ以上Bestな質問は無いだろう。完璧だ。
それではさっそくインタビューをしてみよう。
俺:それではさっそく3名にインタビューをしたいと思います。心の準備はできていますか?
金余氏:前置きはいいから早くしてくれ。俺はこの後50億の商談があるんだ!
俺:はいはい、わかりました。では3人にとって「競馬の魅力」とはなんですか?時間がないようなので、金余さんから答えてください。
金余氏:そんなもん決まっとろうが。資産運用じゃ。
俺:ミハイルさんはどうですか? あー、キャンユースピークジャパニーズ?
ミハイル:心配ご無用。日本語は堪能でございましゅ。競馬の魅力を一言で語りつくすのは非常に難しいのでしゅが、最大の魅力は馬の目でしゅかね。
俺:はぁ?目ですか?
ミハイル:そうでしゅ。目でしゅ。馬の瞳の奥には憂いと知性がある。その馬たちが、人と心を通わせ、躍動する姿が見られる競馬は素晴らしいでしゅ。
俺:そうでしゅか。ありがとうございます。次は厨川さんにお尋ねします。
厨川:イケメン川田君に会える事かなー。馬にまたがっている時の川田くんのヒップラインときたら、もう、私・・。いやだ!変なこと言わせないで!
俺:次の質問です。
厨川:ちょっと、私にはコメントないの?
俺:次の質問は「あなたにとっての競馬とは」です。先程と同じ順番で答えてください。なんか、馬鹿らしくなってきたので、さっさと答えちゃって。
金余:俺にとって競馬は「愛だ」
俺:はあ?顔に合ってないんですけど。
金余:競馬=お金。つまり金が増える競馬を愛している。
俺:つーか、あんた年間収支マイナスじゃん!次、ミハイル!
ミハイル:・・・・。ん?なんですか?私、馬子さんとデートの約束してました。
俺:なんか、あんたキャラ変わってない?
厨川:あーっ!!もうすぐジャパンカップの発走時間になるから私帰りまーす。
ミハイル:馬子さん、待ってー。僕とのデートはどうなるのー?
・・・・・。
誠に申し訳ありませんが、取材対象がいなくなったので、ここでインタビューを終わりにしたいと思います。
・・・・。
自分で書いてて、馬鹿らしくなってきました。要は、競馬には人それぞれの楽しみ方があるってことを言いたかったのです。
あっ、金余さん、まだいたの?もう帰っていいですよー!
金余:君のブログのア◯センス収入が増えない理由は、こういった記事を書いているからだよ!
そうですね。うん。納得death。