けいばのブログ

穴馬予想と競馬おもしろコラムです

競馬場でスタンド席の争奪戦は無法地帯!?

JRAでのGⅠや重賞開催日に希望の指定席を取るためには、早朝には並ばないと席をとれません。朝の6時~7時には売り切れていて、指定席に座れたためしがないのです。では、無料のスタンド席はどうなのか?

 

大きいレースのある日は競馬場とても混んでいますよね。早朝から並んで、開門と同時にダッシュして席を確保するのは、恒例となっていますが、そのスタンド席の場所取りの方法について、いつも感じていることを書きたいと思います。

 

まず、ダービーや有馬記念などのビックレースでは良い席を取るためには、かなりの競争になります。

当然、ダービーや有馬記念の当日は指定席の当日販売をしていませんし、指定席の抽選から漏れた人たちによる無料のスタンド席の争奪戦は激しくなります。

ビックレースの当日に良い席を確保(無料スタンド席)するために入場門の外で待機することになります。気合の入った人は前日から並んでいます。僕も一度ダービーを見たくて並んだことがあるのですが、当日の早朝3:00に行ったにもかかわらず、僕より早く来ている人が1000人はいたのではないでしょうか。(あまりに多くて数えれなかった)

 

JRAのHPでのダービー当日の指定席について↓

優駿牝馬(オークス)および東京優駿(日本ダービー)当日の指定席券・記念入場券の発売方法【東京競馬場】 JRA

 

日本で一番大きい競馬場の東京競馬場。平成19年にリニューアルし、指定席も含めると座席数は19,400席もあります!

これに対して、東京競馬場で最も人が訪れるであろうレース。日本ダービー開催日の来場者数は13万9140人!?

 

 

ちなみに、ダービー前日の土曜日ですら入場者数は6万人程度とのことですから、いずれにしても座席数より来場者のほうが多いですね。

そんな現状を踏まえて、無料のスタンド席の争奪戦を考えてみましょう。

 

 

まず、スタンド席の争奪戦で、よく見かける光景としては、競馬新聞やマークシートを席に置いて確保している方法。

これは、最もスタンダードな方法でしょう。

まれにガムテープなどで新聞を張り付けている強者もいます。また、無料で配布されているレーシングプログラムなどのパンフレットなども良く場所取りに使われていています。

レーシングプログラムの使い方が間違っている例

 

 ↑よく見かける席取りの風景。

 

眠い中、夜も明けないうちから並び、苦労して席を確保している競馬ファンには、特に言うことはありませんが、なかには2人できているのに1列(5席)全部を占領していたりと、人数以上の席を確保したのは良いけど、全くその席を放置し、戻ってこない人たちもいます。

JRAの公式サイトに書かれている競馬観戦のルールとマナーでは、「お断りしている行為」欄に、必要以上に観覧席・観覧エリアを占拠する行為とあります。 

 

 

しかし、JRAのサイトの片隅に小さく記載されているだけで、すべての観客に周知されているわけではありません。競馬場の館内放送でも1人で複数の座席の確保についてしないように呼び掛けていますが、だれも気にもかけていない様子です。

 

そんな、無法地帯で座席を確保するにはどうしたらいいのか考えてみましょう。

 

競馬場の無料スタンド席を確保する方法

競馬場の無料スタンド席の混雑具合は開催日、開催場所によって大きく異なります。

〇比較的空いている日

 G1開催のない日曜、もしくは土曜日

この日は、終日スタンド席の空席を見つけることができます。

 

〇混雑している日

 G1レース開催日、地方開催の重賞レース

この日は午前10時頃の第1レース発走前までに入場できれば無料のスタンド席を確保しやすいでしょう(絶対ではない)

 

〇おそろしく混んでいる日

 有馬記念天皇賞などのビックレース開催日、クラシックレース(皐月賞、ダービー、菊花賞)開催日

この日は、開門前に並んでおく必要があります。ゴール前などの良い席については午前3~6時には並んで、開門と同時にダッシュして素早く席を確保するという気合が必要です。

 

 

いずれの日でも、ゴール前付近、発券機付近の座席は人気があります。

座席確保の争いに巻き込まれたくない方は、ゴールから遠い席を避けるのが賢明です。

また、レジャーシートや折り畳みイス持参で芝生で観戦するのも良いでしょう。

 

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↑天候が悪いときは芝生はガラガラです(当たり前だけど)

 

 せっかく休日に楽しい競馬観戦をするのですから、みんなが必要以上に座席を取らないように心がけて、気持ちよく競馬ができるようにしましょうね!

 

 

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