パチンコVS競馬 3分間1本勝負
先日、鼻毛がいつも出ている友人と飲みにいったら、そいつがパチンコのことをクドクドと語りだすので、「鼻毛が出てるやつの話は真面目に聞けないね!」と、よほど仲の良い人以外には絶対言ってはいけない一言をズバッと言ってやったところ、「光化学スモッグ対策だよ!」と昭和な答えが返ってきた。
まったくもってどーでもいい前置きですが、例によってスタバでキャラメルマキアートを飲みながら、パチンコと競馬の比較を記事にしたら面白そうだと気づいてしまった僕は、衝動的に、勝手に、思いつくままに、無意味なパチンコvs競馬をしてみようと思う。
まず、比較方法としては、ビジネスの世界では常識、報告書の基本。5W1Hでいいと思う。というか、これしかない。
それでは、さっそくポコタテなみの、真剣勝負を開始しようではないか!
1、When(いつ)
パチンコは、講義をサボる学生か、高齢者が多く興じているため、いつやるかという点では、18歳~22歳か65歳以上のみであると言える。
対して、競馬は競馬場に行けば、まだ一人で歩けない幼子も家族で来ているのを沢山見かけるし、高齢だけど「差せー!」の声の大きさが異様に元気なお爺ちゃんまで、年齢層は幅広い。いつやるかという点では生まれた時からから死ぬまで生涯にわたり楽しめる、圧倒的に競馬の勝ちと言えるのである。
2、Where(どこで)
どこでやるかという問いは簡単である。パチンコは椅子の上。まったく身動きを取らせてくれない。競馬は、座ろうが歩こうが、馬と一緒にダッシュしようが自由。どこでやるかという点では競馬の自由度が圧倒的なため、当然ながら競馬の勝利。
3、Who(だれが)
だれがパチンコをやるかといえば玉である。機械の中や釘の上を縦横無尽に駆け巡るのは玉に他ならない。競馬は馬と人。そもそもだれがやるかという勝負にすらならない。
競馬の圧勝!
4、What(なにを)
何をするかなどという愚問は賢明な皆様は既にご承知の事と思うが、パチンコは見るのである、ただひたすら見るだけ。まれに液晶よりもドリンクサービスのネエちゃんの太ももを見ることはあるが、それですら、「見る」だけ。
競馬は、応援する、叫ぶ、破いた馬券を放り投げる、写真を撮る、パドックとコース間をダッシュする、馬女をナンパする、金曜日に前夜祭をする、日曜の夕方は反省会をする、引退した馬を北海道の日高方面に見に行く、全国の競馬場を旅する、全財産を勝負してケツの毛まで抜かれるなど、多種多様な「なにを」が存在するため、あえて言う必要はないが、競馬の圧勝。
5、Why(なぜ)
なぜパチンコをするのか。暇だから。
なぜ競馬をするのか。そこに馬がいるから。
動機が全く異なる。登山家になぜ山に登るのか聞いてみるといい。そこに山があるからだと答える。決して暇だから山に登る者はいない。崇高な理由で競馬をするのである。
比較するまでもなく競馬の圧勝。
6、How(どのように)
こんな、やる前から勝負がわかっている比較など意味をなさないため、だんだんやる気がなくなってきたが、パチンコはどのようにやるか、きまっている。「右手首を右に45°ほど傾ける」これだけ。
競馬は100人いれば100通りのやりかたが存在する。馬、コース、厩舎、展開、騎手、ローテ、天気、走る馬の父親や母親から祖父母、はたまた自分の妻の機嫌に至るまで、あらゆるファクターを考慮して勝つ馬を予想するやり方もあれば、競馬場の芝生でただ寝転がったり、全国の競馬場を旅したり、馬券を買わずにただひたすら馬を見るだけでも良い。もちろん好きな牝馬の画像でオ○ニーをしても良い。
どのように楽しむかは千差万別で、パチンコなどとは比べものにならないHowが存在するので、これも競馬の圧勝。
どうだろう、皆さん。たった6つの角度からの検証とはいえ、競馬がいかに素晴らしいかお分かりいただけたでしょう。
競馬を宗教の高みまで昇華させるために、他の娯楽やレジャーとの比較検証について今後もやっていくことは二度としないが、とにかく競馬はすばらしい。
筆者の競馬愛がひしひしと伝わり、なお且つエビデンスに基づいたアカデミックな検証に、世のパチンコ好きどもはぐうの音も出ないであろう!
以上。
パチンコVS競馬の戦い、第2弾! 続編にて、くだらない戦いに終止符をうつ!